相続で不動産を売却したときにかかる税金とは?

このページは、相続で不動産を売却したときに支払う税金についてまとめてお伝えしています。

 

◆登録免許税
相続で不動産を取得した場合、被相続人の名義のままになっている不動産を、相続人の名義に変更する手続きが必要になります。名義人を名義変更には、登録免許税という税金が発生します。

 

登録免許税は、相続登記する不動産の固定資産税評価額の0.4%です。仮に固定資産税評価額が2000万円の場合、2000万円×0.4%=8万円が登録免許税としてかかる計算になります。

 

◆相続税

不動産を相続した場合、相続税がかかる場合があります。しかし、相続したすべての方にかかるわけではありません。相続税は、「被相続人の相続財産の全ての合計額」が「基礎控除額」を超える場合、かかってきます。

相続財産全ての合計額なので、不動産の価値だけでなく、他に相続したものすべてを含めて判断します。そして、それらが基礎控除の金額以下であれば相続税はかかりません。下記、「相続税の基礎控除額」の計算方法になります。

 

相続税の基礎控除額 = 3,000万円+600万円×相続人の人数

 

(例)相続人が3人の場合
3,000万円+600万円×3=4,800万円

 

基礎控除額を超える場合にのみ相続税がかかるので、この場合であれば相続財産の総額が4,800万円以下であれば相続税がかかりません。

 

◆その他
①不動産取得税

→通常、相続で得た不動産については、不動産取得税はかかりません。しかし、相続人以外が取得した場合、不動産取得税が発生します。固定資産税評価額の3%の金額がかかってきます。

 

②固定資産税

不動産を所有していると固定資産税がかかります。これは相続により不動産を所有した翌年から支払う必要があります。

 

③所得税

相続した不動産を売却し売譲渡益がでた場合、ば譲渡所得税が課税されます。その不動産の所有期間により税率は異なります。

・所有期間5年超の不動産売却時の税金(長期譲渡取得税)
収入金額 - 取得費 - 譲渡費用 = 課税長期譲渡所得金額

この課税長期譲渡所得金額に、所得税は15%、住民税は5%を乗じて計算します。

・所有期間5年以下の不動産売却時の税金(短期譲渡取得税)
収入金額 - 取得費 - 譲渡費用 = 短期長期譲渡所得金額

 

この課税短期譲渡所得金額に、所得税は30%、住民税は9%を乗じて計算します。

 

◆まとめ
相続時には、これらの税金以外にも、住民票や証明書等の提出書類も沢山あり、それらにかかってくる費用もあります。費用を削減しようと自身で手続きを行う方もいらっしゃいますが、複雑な書類も多いため、専門家に相談して依頼することをおすすめします。

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